0-2.よくあるご相談

【ブログ運用ガイド②】記事の「書き方」は3つのポイントで押さえる!

【ブログ運用ガイド①】なぜ書くのか?-目的と頻度を整理する-https://user-manual2.smooooth.jp/archives/278 はじめに:「内容のある」ブログが評価される...

はじめに:「内容」にも鉄則が3つある

前回は「ブログは目的を決めてから始めること」が大切だとお伝えしました。
それぞれに合った「更新頻度」を把握して、いよいよ運用に進めていきましょう。

今回はさらに一歩進んで「実際にどう書けばいいのか」という“書き方のポイント”をご紹介します。

ポイントは
・検索したユーザーが「待っている言葉」があるか
・ユーザーの悩みの解決ができているか
興味をひきやすい構成になっているか

いくら検索エンジンに向けた記事を書いたとしても、最終的にそれを使うのはユーザーです。その方たちに伝わりやすいポイントを押さえていきましょう。
それがそのまま、検索エンジンへの働きかけにもつながります。

ブログ内容 3つのポイント

① 検索ニーズに合ったキーワードを使う

記事は「誰かに検索されること」がスタートです。
そのため、Googleなどで実際に検索されている言葉(キーワード)を意識して書く必要があります。

例えば、「〇〇 方法」「〇〇 費用」「〇〇 比較」「〇〇 メリット・デメリット」など。

〇〇に入る【貴社独自のワード】は考えやすいですが、実際はそれにプラスされる【第2ワード】があるはず。ここを軽視しがちですが、これも立派なキーワード。
これらを本文で使えていますか?

キーワードを考えるポイントは「実際の声」と「ツール」の双方から情報を回収することです!

キーワード選定のツール例

実際のお客様にどのようなワードでサイトを見つけたかを聞くと同時に、このようなツールを使って、分析してみるのも手です。

このようなキーワード解析ツールはいずれも他社様のサービスになります。
詳細な使用方法については、サポートデスクで分かりかねるケースがございますので、予め各自でお調べの上、運用のご参考にしてください。

Google
キーワードプランナー
Google公式が提供するキーワード解析ツール。
キーワードと、その検索ボリューム(どれくらい調べられているか)を確認できます。https://business.google.com/jp/ad-tools/keyword-planner/
ラッコキーワード 関連ワードを一気にリスト化してくれるツールです。
読者がよく組み合わせて調べる言葉を探すのに便利。https://rakkokeyword.com/
Ubersuggest 検索ボリュームに加えて、
競合サイトがどんなキーワードで流入しているか調べられますhttps://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

・Googleキーワードプランナー 公式ヘルプサイト
https://support.google.com/google-ads/answer/7337243?hl=ja

・ラッコキーワード 公式マニュアル
https://rakkokeyword.com/knowledge/

・「ubersuggest 使い方」の検索結果はこちら
※Ubersuggestには公式のマニュアルサイトは存在しません。

② 検索者の悩みを解決する内容にする

「キーワード」を知ると陥りやすいのが「詰め込み記事」になってしまう事。
ワードにこだわりすぎて、
日本語として文章がおかしくなったり、読みにくいものになったりしていませんか?
検索者が求めているのは「解決」です。
記事で伝えたい内容に「付け足す」ことで伝わり方は大きく変わります。

ユーザーが記事を読み終わったときに「役に立った」「モヤモヤが解消された」と思える内容が理想です。

単なる紹介 → 「その方法をやるには何から始めればいいの?」

「運送業務における業務改善について」

弊社では業務改善に取り組んでいます。
最新の管理システムを導入し、効率的な運送を実現しています。

ただの紹介で終わるのではなく、
ユーザーが「どうすれば自分でも改善できるのか?」までフォローができていますか?

「運送業で配送効率を上げる!管理システム導入前にやるべき3つの準備」

配送効率を改善したいと考える会社は多いですが、システム導入だけでは成功しません。導入前にやるべき3つの準備があります。

1.現場の課題(遅延・積載率)を数字で把握する
2.ドライバーへのヒアリングを行う
3.既存業務フローを整理する

これらを整えることで、システムを導入しても現場に合った活用ができます。

製品の説明 → 「実際の失敗事例や注意点は?」

「最新の建設資材のご紹介」
当社では最新の断熱資材を取り扱っています。
高性能で環境にも優しい素材です。

自社だけでなく、商品の紹介でも同じです。
ポイントはその商品がユーザーの手に渡った時のイメージができるか、です。
いい点だけでなく、注意点やコツなどもきちんと伝えることで説明の信用性が上がります。

「断熱資材の導入でよくある失敗3選と回避方法」

新しい断熱資材を導入する際に多い失敗は、

1.下地処理を怠って断熱効果が発揮されない
2.現場職人への施工説明が不足してトラブルになる
3.コストだけで選んで長期耐久性が不足する

当社の導入事例では、職人への事前研修を徹底したことで施工不良をゼロに抑えることができました。

成功事例 → 「どうやってそこに至ったのか?」

「コンサル導入で業績アップ!」

当社のコンサルティングを導入した企業は業績が伸びました。
改善が進み、社員の意識も変わりました。

アピールの記事についても、結果だけだとイメージが湧きにくいのが率直な所。
「なぜ成果がでたか」を含めることで、ユーザーに「自分事」として伝えましょう。

「売上30%アップを実現した中小企業の改善プロセス」

A社(サービス業)は『営業担当者が提案できない』という課題を抱えていました。改善のステップは以下の3つです。

1.提案資料を標準化し、誰でも使える形にする
2.営業同行を通じて現場の課題を把握する
3.毎週のロールプレイ研修を実施する

この仕組みを3か月継続したことで、
受注率が向上し売上30%アップにつながりました。

③ 構成は「結論 → 理由 → 詳細」が鉄則

実際のユーザーの読みやすさを考えるうえで「構成」は押さえるべきポイント。
タイトルにもあるような流れを意識して書くことができていないと、内容量がある記事でも

「で、何を言いたいの?」「伝えたいメインはなに?」

と、せっかくサイトを見つけてくれたユーザーに応えることができないことも。。。

流れはこれが鉄則です!
「導入(結論)」
⇒「問題提起や背景(理由)」

⇒「解決策や知識(詳細)」
⇒「まとめ(問い合わせなどへの誘導)

同じ内容、同じ分量の2つの記事を見比べると、
構成の大事さに気づいていただけるはずです。

タイトル:「建設業の安全対策について」

【知識】
建設現場では転倒や道具の落下など、
さまざまな事故が起こる可能性があります。

【背景】
現場での安全管理は非常に重要です。
ヘルメットや安全帯をきちんと着用すること、
現場ごとにルールを守ること、朝礼での安全確認などが必要です。

【背景】
ただ、現場の人手不足や作業スピードを優先してしまい、
安全管理がおろそかになる場合もあります。

【解決策?】
安全意識を高めることが大事であり、事故を防ぐには徹底が必要です。
そのため、安全対策を強化することが求められます。

【結論?】
当社でも安全対策を徹底しております。

タイトル:「建設業で事故を防ぐカギは“安全管理の徹底”」

【結論】
建設現場で事故を防ぐ最大のポイントは「安全管理を徹底すること」です。

【背景】
建設業は転倒や落下など、重大な事故につながるリスクが多い業種です。
しかし、ヘルメットや安全帯といった基本的なルールの徹底、
朝礼での安全確認を行うだけで、多くの事故は防止できます。

【解決策】
実際にA社では、
毎朝の安全確認を必須化
新人向けに現場ルール研修を導入
作業スピードよりも「安全優先」の評価制度を導入

【結果や裏付け】
これらの仕組みを整えたことで、
労災発生件数を前年から40%減らすことに成功しました。

【誘導】
この仕組みで、安全かつ迅速な業務を当社では遂行します。
ぜひご興味を持っていただいた方はお問い合わせください。

さいごに:「更新」ではなく「伝わる記事」を

この記事では「大枠の書き方」に注目し、注意すべきポイントを押さえてきました。
まず記事の内容を考えて、
このポイントが押さえられているかをチェックしていきましょう。

大枠の構成が出来れば、このあとは
より細かく、具体的な記事を書く上での着目点を見ていきましょう!