
はじめに:
前回では記事の書き方を見てきました。
この記事を見てもらうには「タイトル」がカギを握ります。
クリックされるかどうか、記事を読む気になるかどうかは、ほぼタイトルで決まります。
では、どうすれば効果的なタイトルを作れるのでしょうか?
ポイントは「検索意図にきちんと答えているか」です。
タイトルを作る3つの手順
① BtoCとBtoBで異なる「検索意図」を把握する
記事の内容でも考えましたが、タイトルの場合は「一般消費者向け」か「企業向け」かによって、調べられることが想定されるタイトルは異なります。
BtoC(一般消費者向け)
検索される傾向としては「生活シーンに即した疑問」や「体験ベースの悩み解決」が多くなります。ユーザーにイメージさせるために、どれだけ実体験に近い目線の言葉でタイトルを描けるかで、記事の閲覧率は異なります。
BtoB(企業向け)
法人や企業を相手にする場合は「課題解決」や「導入・比較検討」に関わる検索が主を占めます。BtoCの場合以上に、タイトル内にツール名や用語などキーワードが含まれているかで印象が大きく変わってきます。
② タイトル作りの2つの型
必要なワードが見えてきたら、今度はどのような書き方をするか考えましょう。
この3つを押さえるだけで、「なんとなく良さそう」から「クリックしたくなる」タイトルに変わります。
比較型
「AとB、どちらがいいのか?」
この型だと、キーワードを入れたタイトルにしやすいですね!
【例】「整体とマッサージ、肩こり改善にはどちらが効果的?」
【例】「受託開発とパッケージ導入、コストを抑えるならどちらが最適?」
失敗回避型
「損したくない・失敗したくない」
ホームページは「解決したい課題」があるから検索されます。
その「損したくない・失敗したくない」という心理に応えるタイトル。
【例】「美容室で失敗しない!理想の髪型を伝える3つのコツ」
【例】「オフィス電気工事でありがちな失敗と回避策」
実用型
「すぐに役立つ」「自分に使える」
「すぐに役立つ」「自分に使える」情報を示すタイトル。
これもキーワードを入れたタイトルにしやすいですね。
【例】「初めてのマンション購入で後悔しないためのチェックリスト10」
【例】「工場の人手不足を解決した自動化導入事例」
さいごに
記事タイトルを作るときに大切なのは、
「読んだら悩みが解決しそう」と検索ユーザーに思わせることです。
そのためには、ここまで考えてきたこの流れをイメージして、タイトルを作ってみてください。魅力的な・目を引くタイトルを用意して、ユーザーを惹きつけましょう!
検索ユーザーの立場を想像する
「誰が」検索しているか(主婦?経営者?現場担当者?)
「どんな状況」で検索しているか(悩んでる?比較してる?すぐ解決したい?)
検索キーワードを洗い出す
「肩こり 改善 方法」「外壁塗装 費用 相場」「SaaS オンプレ 違い」
実際に検索で打ち込まれそうな言葉をベースにする。
↓キーワードの選定の仕方や参考はこちら

検索意図に合う型に落とし込む
比較したい → 比較型
失敗を避けたい → 失敗回避型
実際に使いたい → 実用型